ふと最近大泣きという大泣きをしてないなと思ったんで代わりに金丸と休平に泣いてもらいました←
この二人は泣き虫コンビで、泣いているところを発見しては同級生達が全力で慰めにかかっています。


あと下に短いですが、大泣きする二人とそれをたまたま発見してしまった孫兵のお話を置いときます。































(あぁ…困った)
 
通りすがりでたまたま見つけた1年二人はへたり込んでわんわんと大声で泣いていた。元々人付き合いが苦手で年下の扱いというものはさ
らに苦手である。だからといって最上級生として泣いている下級生を放っておくわけにはいかない。そう思い近寄ったはいいが、こういう
時にどうすればいいのかが全くわからない。とりあえずしゃがんで目線を合わせてどうしたのかと聞いてみた。
すると、一人は寝惚けながら歩いていたら何度も転んでしまい痛くて動けないのだと言い、一人は自分の横を指差して綺麗な花が踏み潰さ
れてしまっていてとても可哀想なのだと言った。
理由を聞いてポカンと口が開いた自分は随分と間抜けな顔をしていたと思う。こんな大泣きをしている理由がこれとは…幼子とは実に奇怪
な存在だ。そんなことを思っている間も二人は泣き続けており、泣きやむ気配は見られない。
本当にどうしたものかと悩んでいると、ふと自分より2つ上の先輩の姿が思い浮かんだ。その人はよく1年を褒めたりする時に頭を撫でて
やっていたのを思い出した。試しに目の前で泣いている1年の頭を撫でてみた。すると、いきなりのことに驚いたのか二人はきょとんとし
た顔で見上げてくる。案外簡単に泣き止んだなと思ったのもつかの間、二人は先ほどよりもさらに大きな声を上げて泣き始めた。…本当に
幼子とは奇怪な存在だ。もうどうすればいいのかわからない。頭の中でお手上げだと両手を挙げる自分を思い浮かべながら二人を腕の中に
収めて頭を撫でてやる。そうしてやるとまた大きくなった気がする泣き声に溜め息を一つ。…誰でもいいからここを通ってこの状況を打開
してくれるのを待つことにしよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「…孫兵が1年に懐かれてる」
「…通るのが遅いよ作兵衛」










作兵衛が通ったのは二人が泣き疲れて寝てしまったすぐ後でした。
あと、文中の2つ上の先輩とは竹谷のことです。